【業界】「新宿の猫」を生み出したのは、チャレンジ精神?!
2023年10月27日│
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動く看板=デジタルサイネージをメイン商材に、
新しい発想・企画を提供する株式会社カムビアスです!
このコラムでは、デジタルサイネージの導入を考える際に役立つノウハウを紹介していきます。
【業界】「新宿の猫」を生み出したのは、チャレンジ精神?!
少し前に話題になったのでご存知の方も多いと思いますが、「新宿の猫」についてです。
ご存知でない方のために、簡単に説明を。
2021年7月、新宿東口駅前広場にある雑居ビルの側面2面にLEDビジョンがつきました。
「LEDビジョンを2面、角は湾曲型LED」という付け方は、日本では事例が少ないですが、アイディアとしてはよく出されます。
ただこの「新宿の猫」は一味違ったのです。
この少し前に、韓国の小さな広告代理店チームが、ある映像を世界中でバズらせました。
韓国にある商業ビルの側面2面を使い、外から見ると、あたかもビルの中を海の波が「ザパーン、ザパーン」と荒れているように見えるのです。
その波の中に、クジラが出てきたり、波が引いて巨人が出てきたりと、見る人を楽しく驚かせるコンテンツでした。
(実は弊社もこの後すぐにリリースしたのですが、まだまだ認知度が低いようで、あまり人気は出ませんでした)
このコンテンツを、街の目立つ場所に、いち早く取り入れたのが「新宿の猫」なのです。
技術や提案は弊社でも出来ました。しかし、この「新宿の猫」の驚くべきところは、ただ導入をしたということではありません。
歌舞伎町の入り口のビルは一等地です。高額なビルを購入し(賃貸かもしれませんが)、広告が入るかどうか分からない物件に、大型高精細なLEDを導入し、ビル自体に穴をあけるなどの工事承認をとり、さらに数百万~数千万くらい別途映像に投資をする。
このオーナーの、ものすごいチャレンジ精神こそが驚くべきところです。
新宿の雑居ビルに高いお金を払って、映像を流すのにも莫大な費用をかけ……
こうしたチャレンジ精神が、あの「新宿の猫」を生み出したかと思うと、驚愕と尊敬の念がこみあげてきます。