<海外事例>ラスベガスの動くLEDビジョン
2023年10月13日│
\\ New idea,New signage,New window. //
動く看板=デジタルサイネージをメイン商材に、
新しい発想・企画を提供する株式会社カムビアスです!
このコラムでは、デジタルサイネージの導入を考える際に役立つノウハウを紹介していきます。
<海外事例>ラスベガスの動くLEDビジョン
日本ではほとんどみることがない、動くLEDビジョン。
海外、特にラスベガスやマカオなどの海外都市ではよく見ることができます。
LEDビジョンが動くとはどういうことでしょうか?
実際に動画を見ていただくと分かりやすいのですが、ビジョンが実際に動いて動画と連動したり、その結果、面白いストーリーを動画で描けたりします。
これはラスベガスの動くLEDビジョンです。
看板に乗った極彩色の鳥が、その看板が上に動くことでどんどん見えなくなり、代わりに広がった下のスペースに美しい三日月が表れ、多くの人の注目を引いていました。
日本では、この動くLEDの分野は、今はほぼありません。
数年前に、マクドナルドのM看板のような回転するLEDビジョンであれば、パチンコ店などを中心に数店舗存在しています。
しかし、海外のような、上下に移動したり、合体したり、3分割されたものが1つに合成されたりする例はほとんどありません。
なぜ日本で普及していないのか、その大きな理由としては、まず「ビジョンを動かすノウハウ」が日本にはないことが挙げられます。
そのため、海外からノウハウを含めて輸入する必要があるため、通常のLEDビジョンの10倍以上の価格帯になってしまうことがあります。
その上、動く形態のものは、故障率が通常のLEDの約5倍ほど高くなり、寿命も短くなります。これは、動くことで熱を発し、ギアも摩耗するという特殊な構造が原因です。
ここまでの高価な費用を遊び心に出せる企業は、現在の日本にはほとんどなく、やはりカジノなどを中心とした海外でしか展開が難しい状況です。
しかし、やはり動く形態のものは人目を惹き、周囲を楽しませる効果があります。今後は少しずつでも、日本でも動くLEDビジョンが見られればいいのにと思います。