【海外事例】透明ディスプレイはLED以外に液晶でも可能?
2024年12月20日│
\\ New idea,New signage,New window. //
動く看板=デジタルサイネージをメイン商材に、
新しい発想・企画を提供する株式会社カムビアスです!
このコラムでは、デジタルサイネージの導入を考える際に
役立つノウハウを紹介していきます。
【海外事例】透明ディスプレイはLED以外に液晶でも可能?
近年、透明なLEDディスプレイは
様々なパターンで開発が進んでいます。
1.ガラスやアクリルに埋め込むタイプ
2.バー状のLEDを並べて窓のように透明なディスプレイを作るタイプ
3.回転したり高速で動くことで映像を見せるタイプ
さらに、液晶ディスプレイでも様々なタイプが開発されています。
1.バックライトを外すタイプ
液晶ディスプレイの後ろにあるバックライトを取り外し、
光が透過するようにすることで、
映像が透けて見えるようにします。
2.プロジェクターのように光を当てるタイプ
プロジェクターのように光を当てて映像を投影します。
3.レーザーや有機ELを使うタイプ
最新技術として、レーザーや有機ELを使って
透明なディスプレイを作る試みも進んでいます。
ただSF映画に出てくるような
壁に簡単に透明な映像を貼り付けるような技術には
まだまだ多くの課題があります。
①電源の問題
薄くて軽い電源装置の開発が求められています。
②ケーブル端子の問題
薄くて小さいコネクタの開発が求められています。
③周辺機器の問題
付属機器が多いため、ディスプレイだけでなく、
周辺機器も薄くする必要があります。
近年、透明なディスプレイは注目を集めており、
様々な開発が進んでいます。
しかし、まだまだ技術的な課題があり、
魔法の鏡のような完全な透明ディスプレイの実現には、
もう少し時間がかかるでしょう。
今後の技術の進歩が楽しみです。