Cambias
2024年4月5日│
\\ New idea,New signage,New window. //動く看板=デジタルサイネージをメイン商材に、新しい発想・企画を提供する株式会社カムビアスです!このコラムでは、デジタルサイネージの導入を考える際に役立つノウハウを紹介していきます。
LEDビジョンをよく見ると、画面がつぶつぶしているのが分かります。
渋谷の交差点やロードサイドのパチンコ店などでよく見られるビジョンは4m×3mや10m、最近だと40mほどの大きさがあります。こんなに大きな映像媒体ですが、解像度は粗くできています。(解像度とは、モニター内部の粒子数のことで、 TVであれば4Kやフルハイビジョンなどです)解像度が粗ければ、そこに映る映像も粗くなるのですがLEDビジョンでは、なぜか滑らかで綺麗な映像が流れているように見えます。まず、これは離れて見るという大前提のもとに成り立っています。遠いところから見れば、つぶつぶ感が見えにくく、さらに、映像や画像が流れてしまえば中身のコンテンツを気にするため余計に粗い粒子が気にならなくなります。しかし、だからといって、何も気にしなくていいわけではありません。4Kの映像を、解像度が低いLEDに入れてしまって大失敗することなど、よくあることですので映像を制作する側は注意が必要です。LEDビジョンでは、ピッチというものが大きく解像度に関わってきます。例えば、4㎜ピッチの横4m×縦3mのLEDビジョンが合った場合、解像度は1000×750しかありません。これは、フルハイビジョンの半分になります。なので、1000mm×500mmのLEDだと250ピクセル×125ピクセルで映像を作らなくてはなりません。映像を制作する際は、ビジョンの大きさに捉われることなく解像度(ピクセル・ドット)に注意して制作することが大切です。