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スマホ感覚では通用しない? デジタルサイネージ無線化の壁

2025年4月11日│

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動く看板=デジタルサイネージをメイン商材に、
新しい発想・企画を提供する株式会社カムビアスです!
このコラムでは、デジタルサイネージの導入を考える際に
役立つノウハウを紹介していきます。

スマホ感覚では通用しない? デジタルサイネージ無線化の壁

「無線」と聞くと、テレビやラジオ、
スマホのWi-Fiのように身近なものを思い浮かべますが、
ここで扱うのは、店舗や施設に設置する
デジタルサイネージの映像を無線で伝送するシステムです。

スマホの普及でWi-FiやBluetoothの設定が簡単になり、
「無線なら映像も簡単に飛ばせる」と思われがちですが、
サイネージシステムでは話が別です。

システムの構築には予算が大きく関わり、
無線化できる範囲はその予算によって決まります。

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つまり、予算内でどれだけ無線化できるかが、
サイネージ会社の技術力と提案力の見せ所です。

HDMIの映像信号を無線で飛ばす機器も存在しますが、
安定性とコストの両面で課題が多く、実用的とは言えません。

不安定な無線伝送よりも、STBとWi-Fiを使い、
映像ではなくデータ信号を伝送する方が、
現状では安定しています。
リモコンの赤外線通信も含め、無線技術は多岐に渡りますが、
サイネージへの応用では、Wi-Fiや有線LANが主流です。
今後の技術革新によって、
より安定した無線伝送が実現されることを期待しましょう。